お子様の近視抑制治療- 橿原よしかわ眼科

橿原よしかわ眼科

イオンモール橿原 3F
無料駐車場 5,000台有

0744-33-9250

お子様の近視抑制治療

各種治療の特徴一覧
各種治療の特徴一覧

各種治療の特徴一覧

低濃度アトロピン点眼薬(マイオピン)
低濃度アトロピン点眼薬(マイオピン)

低濃度アトロピン点眼薬は、小児期の近視の進行を遅らせる(眼軸長の進展を抑制する)という点で統計的にも臨床的にも有意義な効果が得られるとされる治療法です。

日本でも既に商標登録されている安全な治療薬です。

当院では、「Myopine 0.025%」を取り扱っています。

低濃度アトロピン点眼薬(マイオピン)

なぜ近視の進行を抑制することが大切なのか

子どもの近視は、主に眼球が楕円形に伸びてしまう(眼軸長が伸びる)ことで、ピント位置がずれ生じるケースが多くあります。

近くを見ることが習慣化してしまうと近視になりやすく、一度眼軸長が伸びてしまうと戻ることはありません。

そのために眼軸長の伸びを抑えることが、近視の進行を抑制するためには重要となります。

また、近視は高度な近視の場合、回復不可能な視力喪失、黄斑変性症、網膜剥離、または緑内障に発展する可能性もあるといわれています。

  • 正視
  • 近視

マイオピンの特徴

  • 1日1滴、就寝前に両眼に点眼するだけ。
  • 副作用がほとんどなく、近視の進行抑制に適した目薬です。
  • 目の調節機能(手元を見る作業)や近見視力(近くを見る視力)への影響はほぼありません。
  • 容器(1本・5ml)は両眼用に1ヶ月間の使い切りサイズです。
  • 本製品はGMP(医薬品製造管理および品質管理基準)準拠の工場で製造されています。
  • 近視の進行を平均25〜50%抑えることができるとされています。

低濃度アトロピン点眼薬の研究報告/安全性

シンガポール国立眼科センター(SNEC)の研究では以下のような報告がされております。
アトロピン0.01%の効能・効果及び安全性は点眼を2年間継続した後によるものです。

アレルギー性結膜炎及び皮膚炎の報告はありませんでした。
眼圧(IOP: Intraocular eye pressure)に影響を与えないとの報告でした。

白内障を形成するとの報告はありませんでした。
点眼終了後も目の遠近調節機能の低下、また瞳孔がひらき続けてしまうという報告はありませんでした。
電気生理学上、網膜機能に影響を与えるという報告はありませんでした。

出典:Chia A, Lu QS, Tan .Five-Year Clinical Trial on Atropine for the Treatment of Myopia 2: Myopia Control with Atropine 0.01% Eyedrops Ophthalmology. 2016 Feb;123(2):391-9

低濃度アトロピン点眼薬の研究報告/安全性

治療対象

  • 軽度または中程度の近視の方
  • 4歳〜12歳のお子様

治療対象

処方の流れ

  1. 1

    検査と診察

    お子様の視力や目の状態などを検査・診察します。

  2. 2

    処方

    診察後、適応があればマイオピンを処方します。初回は1本(1ヶ月分)の処方となります。

  3. 3

    1ヶ月後の検査と診察、処方

    1ヶ月後に検査、診察のうえ、3本(3ヶ月分)の処方になります。

  4. 4

    3ヶ月毎の検査と診察、処方

    3ヶ月毎に検査、診察のため受診いただき、3本(3ヶ月分)の処方になります。

費用について

低濃度アトロピン点眼薬の治療は自由診療です。

初回は保険診療です。近視の度数等を確認させていただきますので、保険証や医療券をお持ちください。

後日、点眼薬が処方されます。以降は自由診療となりますので健康保険や医療費助成制度は適応されません。

【初回診療】(税込)
検査・診察代 3,300円
マイオピン点眼 4,400円/1本
【2回目以降(3ヶ月毎)】(税込)
検査・診察代 3,300円
マイオピン点眼 13,200円/3本

副作用

点眼後7〜8時間程度、薬の作用によりまぶしさを感じたり、ぼやけて見えることがあります。

就寝前に点眼をしていただければ、翌日の生活には特に問題はありません。

日中も症状が続く場合はご相談ください。

注意事項

  • 自費診療と保険診療は同日に行うことができない規則がございますため、何卒ご了承お願い申し上げます。
  • 患者さんの都合で治療が中断になる場合の返金はいたしかねます。
    (医師の判断で中止する場合は個別に対応いたします。)

レッドライト療法
レッドライト療法

MUSE

レッドライト療法(red light therapy)は、近年注目を集めている新しい近視抑制治療法です。

2014年に中国において偶発的に長波長の650nmの赤色光が、過剰な眼軸延長を抑制する効果を有することが発見されました。
それ以降、中国国内ではレッドライトに対する近視進行予防効果の報告が集積され、2021年にアメリカ眼科学会誌に、その効果が発表され大きな話題となりました。

従来にはなかった非常に効果の高い近視進行抑制治療法として大きな注目を集めています。

レッドライト療法

治療用機器 Eyerisingについて

オーストラリアのEyerising International社が製造する近視進行抑制治療(レッドライト療法)に使用する近視治療用機器です。

このデバイスを用いて、レッドライトを1日2回、1回3分、週5回照射することで治療効果が期待できます。

この機器を使用しての治療はRLRL療法(Repeated Low-Level Red-Light therapy)と呼ばれています。

本機器は日本国内では未承認の医療機器です。

レッドライト療法

承認状況及び使用状況

Eyerising近視治療用機器は、30か国以上で医療機器として許可されており、全世界で既に15万人以上の小児に使用されています。

BSIノーティフィボディ ISO13485 2016の適合性認証取得

  • ヨーロッパ・CEマーク・クラスⅡa
  • イギリス・MHRA(医薬品・衣料製品規制庁)・クラスⅡa
  • ニュージーランド・Medsafe(医薬品医療機器安全当局)・クラスⅡa
  • オーストラリア・TGA(保健省薬品・医薬品行政局)・クラスⅡa
  • 中国・CFDA(中国食品薬品監督管理総局)クラスⅡ

適応

  • 年齢3~16歳の近視と診断された小児
  • 対象:軽度近視~強度近視眼

禁忌

  • 斜視による両眼視機能異常がある場合
  • どちらかの眼に眼球異常、またはその他の全身的な異常がある場合
  • 眼球異常 – 未熟児網膜症、網膜剥離、若年性黄斑変性症、網膜芽細胞腫などの網膜疾患がある場合
  • 遺伝性網脈絡膜疾患の家族歴がある場合
  • 瞳孔散大(散瞳)の小児、またはアトロピン、シクロペントラート、トロピカミドなどの瞳孔散大を引き起こす可能性のある薬剤を投与した後は使用不可。
  • 低濃度アトロピン点眼治療との併用はできません。
    低濃度アトロピン点眼治療は治療開始までの最低2週間前に中止してください。
  • オルソケラトロジーとの併用は可能です。

治療の流れ

治療の流れ

費用について

<医療機関へ支払う費用>検査費・治療費
初年度 適応検査 11,000円(税込)
視力、屈折、眼軸長、OCT、広角眼底写真等の検査費用
機器貸与料 154,000円(税込)
1・3・6か月後の検査費用+デバイス貸与+治療計画作成費用
(2カ月以内に治療終了される場合は50%返金いたします)
※同一デバイスでの2人目以降の貸与料は70%オフ
機器保証金 33,000円(税込)
デバイス預り金(機器返却時に返金いたします)
2年目以降 検査費 6,600円(税込)
1来院ごとの検査費用(※6ヶ月毎の定期検査が推奨されます)
視力、屈折検査、眼軸長、眼底OCT等の検査費用
<メーカーへ直接支払う費用>サブスクリプション料金
サブスクリプションプラン 毎月払い 8,250円(税込)
1年分一括払い 89,100円(税込)
-10%ディスカウント
2年分一括払い 158,400円(税込)
-20%ディスカウント

副作用

まぶしさ、閃光盲、残像が生じることがありますが、一時的なものです。通常は3分程度で元に戻ります。

「治療後に5分以上持続する羞明や残像」が3回以上確認された場合は、本デバイスの使用を中止し、当院までご相談ください。

治療中に光過敏症、眼刺激、眼熱傷などの不快感が生じた場合は、使用を中止し、眼科医に相談してください。

実臨床下において、本治療によって網膜障害と視力低下をきたした症例の報告があります。

光治療に対する過敏症がある場合に起こる稀な有害事象と推察され、治療中止に伴い症状が回復したと報告されていますが、治療中は必ず定期受診してください。

その他

  • デバイスの保証について

    デバイスの耐用年数、保証期間は製造から5年間です。

    耐用年数経過後も治療継続を希望する場合は、新しいデバイスを無料で提供いたします。

    保証期間中に正しい方法で使用したにもかかわらず、製品の故障が発生した場合は、保証が受けられます。

    以下の事由により故障が発生した場合の修理は保証の対象外となります。

    • 損傷、落下、機械的な損傷、水の浸入など、偶発的な要因や人的な要因などによる故障
    • 不可抗力(落雷、地震、火災、その他の天災)による損害
    • デバイスに貼付されたステッカーが取り除かれたり、拭き取られたり、こすり取られたり等、変更されている場合も保証の対象外となります。
    • 製品の保証に係る最終的な判断はメーカーが決定する権利を有しています。
    • デバイスに不具合が認められる場合、機器保証金(デバイス預り金)は返金できない場合があります。
  • 治療開始日について

    ポータルサイトでサブスクリプション料金の支払い手続きを完了した日付が治療開始日となります。

    治療開始日を起点として、「1週」のカウントがスタートします。

  • 治療の時間帯について

    治療のタイミングに決まりはありません。治療スケジュールが組みやすい時間帯で計画をしてください。

    例えば、下校時に1回目の治療を行い、夕食後に2回目の治療を行っていただくことも可能です。

    最低4時間以上の間隔をあける必要があります。

  • 受診医療機関を変更される場合

    本デバイスは各医療機関に所有権があり、転居などで通院する医療機関を変更される場合、次の医療機関が設定する費用のもとで新たにデバイスの貸与を受ける必要があります。

    しかし本治療は通常年2回の受診で良く、また16~18歳までの期限付きであることから、当院では転居の際も可能な範囲で自院でサポートできるよう努めております。

    転居の可能性がある方も是非一度ご相談ください。

  • 短期留学などで海外へ持ち出しする場合

    本デバイスは100V~240Vまでの電圧に対応していますので、ほとんどの国で使用することが可能ですが、渡航先のコンセントに対応する変換プラグが必要です。

    なお、渡航先への持ち込みが可能かは、事前にご自身で航空会社(旅行代理店)への問い合わせや、各国の制度の確認が必要となります。

    回答に時間を要する場合もありますので、期間に余裕を持ってご確認ください。

  • 治療を中断する場合

    使用者側のご都合で治療を中断する場合、治療機器は医療機関にご返却ください。

    未承認医療機器のため、治療機器の第三者への譲渡、貸与、転売は法的に禁止されています。

    開始後2カ月以内であれば、当院への機器貸与料の50%返金いたします(税込み77,000円)。

    またメーカーへのサブスクリプション料金については別途に解約手続きが必要です(一括払いの場合、開始後2カ月以内で、かつ条件を満たしている場合に限り全額返金が可能な場合があります。詳細はカスタマーサポート(Eye-Lens社)にお問い合わせください)。

  • ご家族で機械を共有する場合

    デバイス1台につき、5名までは共有可能です。

    ご家族などで共有される場合、お2人目以降の機器保証金は不要です(機器貸与料は46,200円となります)。

    ご家族で使用する場合も患者様毎にサブスクリプション登録が必要になりますのでご注意ください。

    1アカウント毎に1日2回、4時間おきの照射が可能になります。

  • その他の質問について

    本デバイスを用いた近視進行抑制治療は医療費控除の対象に含まれます(検査費用、機器貸与料、サブスクリプション費用)。必要に応じてお近くの税務署へご確認ください。

    治療に関するご質問は当院までお問合せください。

    適応検査は当院の院長が診療を行います。院長の診療日については別途お問合せください。

    機器の操作、カスタマーポータルサイト等に関するご質問は eyerising-jp@eyelens.sg へお問合せください。
    (カスタマーサポートは販売代理店のシンガポールEye-Lens社が行います。)

    ポータルサイトに登録されたユーザー情報(クレジットカード情報は除く)は、メーカーが指定する販売代理店、メンテナンス事業者も閲覧が可能となりますので予めご了承ください。

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